
八坂神社の魅力と現代流の楽しみ方
厳島神社や出雲大社、伊勢神宮など有名な神社がありますが、「八坂神社」も全国2,300社鎮座する八坂神社の総本社として広く知られています。
年間約100万人も参拝する八坂神社ですが、実際に京都を訪れた際に訪れたことがある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「八坂神社の魅力と現代流の楽しみ方」について解説していきたいと思います。
八坂神社とは

それではまず、「八坂神社」がどのような神社であるかを解説していきましょう。
八坂神社は、京都のメインストリートである「四条通」の東端に鎮座しています。
(住所京都府京都市東山区祇園町北側625)
疫病退散の祈願を目的として承応3年(1654)の建立されました。
現在建てられている本殿は1654年に四代将軍徳川家綱により再建されたものです。
平安時代以来の形式を受け継いでいて非常に複雑な構造となっています。
拝殿はひとつの屋根で覆われ、その周囲に又庇(またびさし)が伸びる形となり複数の小部屋が配されており、「祇園造(ぎおんづくり)」と称されています。
本殿下の大きな池は、「青龍が棲む龍穴」と伝えられています。
また、境内には本殿の他にも疫神社や太田社、大国主社、常盤神社など20近い
お社があります。

八坂神社の魅力と現代流の楽しみ方
それでは、ここからは実際に八坂神社の魅力と現代流の楽しみ方を挙げていきましょう。
②美容のご利益
現代では女性男性問わず美容に力を入れている方がとても多いですが、美容のご利益のある神社となれば「行ってみたい」と感じる方も多いはずです。
八坂神社には1591年に建立された美御前社(うつくしごぜんしゃ)がありますが、境内にある湧き水は神水と呼ばれ美容水として肌につけることで御利益が得られるといわれています。
三女神の多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)と多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)が容姿端麗であったことが発祥となっています。
美容に興味がある方はぜひ参拝してみましょう。

④「祇園祭」を楽しむ
八坂神社といえば、「祇園祭」といったイメージを持たれる方も多いはずです。
祇園祭は夏の例祭として広く知られていますが、なんと1000年以上も前の869年から始まったとされています。
この祭りは7月1日「吉符入」から7月31日(疫神社夏越祭)までの1ヶ月間にわたり行われ、毎年50万人~80万人も訪れるといわれています。
特に7月17日の前祭(神幸祭)と7月24日の後祭(還幸祭)は、重量12t、高さ約25mにも及ぶ「山鉾」を含む3基の神輿と34基の山鉾が祭りを彩ります。
なんと総勢1,600名が神輿を担ぎ山鉾を引き回す大規模なもので、まさに「祇園祭のハイライト」ともいえます。

⑤八坂神社周辺でグルメを楽しむ
神社といえば、「参拝をする場所」であるのは間違いありませんが、現代では神社周辺のグルメも併せて楽しむのがスタンダードになっていますよね。
八坂神社周辺にも美味しい食事を楽しめるお店が数多く営業しています。
おすすめの2店舗を挙げてみましょう。

鯖寿司の名店「いづう」
八坂神社のすぐそば(祇園四条駅から徒歩3分)で営業している「いづう」は、
1781年創業の老舗寿司店です。
鯖寿司や鰆の焼き身、小鯛の箱寿司などすべてが絶品です。
直焼き関西風鰻料理の名店「かね正」
八坂神社のすぐそば(祇園四条駅から徒歩2分)で営業している
「かね正」は、鰻の名店として知られています。
外はパリッとしていて中はふっくらという関西風に焼き上げた鰻は絶品で、錦糸玉子をたっぷり乗せた「きんし丼」やたっぷりのたれをかけた「まむし丼」などが人気となっています。
まとめ

今回は、「八坂神社の魅力と現代流の楽しみ方」について解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
京都に約800の神社がありますが、八坂神社はその中でもトップクラスの知名度と人気を誇っています。
·石畳や灯篭、桜、紅葉など景観を楽しむ
·美容のご利益
·種類豊富な御朱印
·「祇園祭」を楽しむ
·八坂神社周辺でグルメを楽しむ
上記のような魅力が感じられる八坂神社をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?













